arp の設定

arpテーブル

arpテーブルとは、通信している器機のIPアドレスとMACアドレスの対応表です。
実際に他の機器にpingなどで通信する場合は、このarpテーブル内の設定を参照しMACアドレスを確認するため、同じIPを設定した別の器機(MACが変わる)を接続しても、arpテーブル内のMACアドレスが正しいものに書き変わるまでネットワーク接続の確立はできません。
滅多にあることではありませんが、非常時に故障した機器を、同じ設定をした予備機に交換した場合などに、まれに問題になります。

 

arpテーブルの基本コマンド

設定の参照

arp -a

設定の削除

arp -d [IPアドレス]

設定の追加

arp -s [IPアドレス] [MACアドレス]

 

arpテーブル実際の設定

ここでは、hostaが故障し、全く同じ設定をした予備機に変更した場合に、arpテーブルが書き変わらない時を想定します。

現在のarpテーブルを確認する。

arp -a
gw1 (192.168.1.254) at 00:00:00:00:00:00 [ether] on eth0
hosta (192.168.1.10) at 00:00:00:00:00:01 [ether] on eth0
? (192.168.1.20) at 00:00:00:00:00:02 [ether] on eth0

内容は、ホスト名、IPアドレス、MACアドレス、割り当てられてるデバイスです。
ホスト名が、?の物は、名前解決出来ない場合の表記です。

 

問題のarpレコード(hosta)を削除

arp -d 192.168.1.10

arpテーブルからhostaのレコードが削除されているか確認してください。

 

arpレコードの再設定

再設定には2種類方法があります。
コマンドで新たに追加する場合と、単純にhostaにpingを打って自動でarpテーブルに追加方法もありますが、より確実なのは、やはりコマンドで追加する方法です。

 

pingでhostaのarpレコードを追加する。

ping 192.168.1.10

コマンド発行後、arpテーブルに新しいhostaのレコードが出来ているか確認してください。
成功していれば終了ですが、ダメならコマンドで追加します。

 

コマンドでarpレコードを追加する

まず最初に、新しいhostaのMACアドレスを調べてください。
ここでは、 00:00:00:00:00:11とします。

arp -s 192.168.1.10 00:00:00:00:00:11

最後にarpテーブルを確認してください。

arp -a
gw1 (192.168.1.254) at 00:00:00:00:00:00 [ether] on eth0
hosta (192.168.1.10) at 00:00:00:00:00:11 [ether] on eth0
? (192.168.1.20) at 00:00:00:00:00:02 [ether] on eth0

これで、arpテーブルの更新作業は終了です。

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